宅建主任者
不動産業に欠かせない資格
宅建とは、「宅地建物取引主任者」の略で、不動産の仲介を行うにあたって必要になる資格です。
こちらは国家資格となり、宅建を持っている人でないとできない仕事がいろいろとあり、不動産業では5人に1人の割合で宅建主任者を置いていないと業務をしてはいけないという決まりがあるほど。
難易度も非常に高いといわれていますので、取得すれば一目置かれる資格でもあります。
不動産は、どんな物件であれ大きなお金が動きます。
賃貸の場合でも、敷金や礼金、仲介料に前家賃を合わせると初期費用はかなりの金額になりますので、こうした大きなお金を動かす宅地建物取引主任者の仕事は、責任重大です。
得に分譲となると、数千万円のお金が動くわけですから、消費者側も信頼できる人に仲介をお願いしたいはず。
宅地建物取引主任者の資格は信頼の証明でもあります。
宅建主任者の仕事
不動産の賃貸や売買をしたことがある人はご存知かと思いますが、不動産の取得にあたっては「重要事項」というものが必ず設けられています。
この重要事項の説明をお客さまに行うのは、宅建主任者でないとできないと法律で決められています。
もちろん、ただ読めばよいというわけではなく、これらの内容についてしっかりと理解していなければなりませんので、宅建主任者の難易度が高いというのもうなずけますね。
そのほか、重要事項説明書の署名捺印、契約書関連の署名捺印なども、宅建主任者でないとできないものがあります。
資格取得にあたって
宅建の資格は、得に専門の学校を出ていないとならないという決まりはないので、独学で学んで資格取得をすることも可能です。
ただ非常に難易度が高いため、独学で1発合格した人は本当にごくわずかですし、スクールに通っても1回で合格したという人は少ないです。
そのため、スクールに通って勉強したり、通信講座で学びながら資格取得を目指す人が多く、会社勤めをしている人は、通信講座を利用しながら学習を進めています。
通信講座では、その人に合わせた学習カリキュラムを組んでくれ、それに基づいて勉強することでより合格に近づくことができるようになっています。
自分で勉強のスケジュールを立てても、あまり効率的でなかったり、なかなか実践が難しかったりしますが、プロが考案してくれたカリキュラムであれば、無理なく勉強を進められそうです。
不動産業への就職を目指している方は、必ず役に立つ資格になりますので、頑張って取得を目指してみてはいかがでしょう。
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